ADHDは、集中のしづらさや衝動的な行動、多動傾向などの特性を持つ発達障害のひとつです。成人の2.5%がADHD1と診断されており、決して珍しいものではありません。
「ADHDの自分に向いている仕事なんてない」と感じている方もいるかもしれませんが、それは誤解です。特性を正しく理解し、活かせる環境を選べば、自分らしく働ける仕事に出会うことは十分に可能です。
まずは、自分の強みや苦手を知ることから始めてみましょう。この記事では、ADHDの特性に合った仕事や避けたい仕事、仕事探しのステップをわかりやすく解説します。
ADHDの特徴は?仕事で困りやすいこと10個
ADHDの人は、特有の認知や行動傾向によって、仕事の現場で困難を感じることがあります。
ただし、それは本人の努力不足ではなく、脳の働き方の違いによるものです。以下では、仕事においてつまずきやすい10の特徴について解説します。
注意散漫になりやすい
ADHDの人は、外部からの刺激に敏感で、注意が分散しやすい特性があります。たとえば、オフィスの雑音や人の動き、スマホの通知など、周囲の些細な変化に気を取られてしまい、目の前の作業に集中し続けるのが難しい場面が多くなります。
その結果、仕事のミスや抜け漏れが起きやすく、生産性が低下してしまうことにつながりかねません。また、急に思いついた別のアイデアに気を取られ、本来の業務が中断してしまうことも珍しくありません。
集中力を維持するためには、静かな作業環境を整えたり、タスクを短時間に区切って取り組むなどの工夫が有効です。
衝動的になりやすい
衝動性は、ADHDの大きな特性の一つです。これは、考えるよりも先に行動してしまう傾向を指します。
たとえば職場では、上司の指示を最後まで聞かずに早とちりして動いてしまったり、思ったことをそのまま口に出してしまって周囲とトラブルになったりといったケースが見られます。
また、細かい確認や計画を飛ばして勢いで進めるため、後から手戻りが発生しやすくなる傾向です。本人に悪気がなくても、相手に不快感を与えてしまうこともあるため注意が必要です。
対策としては、「一呼吸おく」「指示は復唱する」といった意識的なブレーキを習慣化することを意識しましょう。
多動でじっとしていられない
多動性は子どもだけの問題と思われがちですが、大人のADHDにも見られます。具体的には「じっと座っていられない」「同じ姿勢がつらい」「身体を動かしていないと落ち着かない」といった感覚があり、デスクワークや会議など、長時間の静的な業務に強いストレスを感じることがあります。
その結果、会議中に落ち着きがなく見えたり、貧乏ゆすりやペン回しを無意識にしてしまったりすることで、周囲に「集中していない」と誤解されがちです。
可能であれば、立ち仕事や移動の多い仕事に就いたり、1時間ごとに休憩を取るなどして、身体を動かす時間を確保するなどの工夫を取り入れましょう。
記憶力が弱く忘れっぽい
ADHDの人は、「ワーキングメモリ(作業記憶)」が弱い傾向があり、その場で受け取った情報を保持し続けるのが苦手です。たとえば、口頭で指示された内容をすぐに忘れてしまったり、メモを取っても見返すのを忘れてしまうことがあります。
また、会議の日時、提出物の期限、タスクの優先順位などを記憶することが難しく、仕事上のミスにつながるケースも多い傾向です。その結果、本人の評価にも悪い影響を与えかねません。
対策としては、スマホのリマインダーやToDoリスト、タスク管理アプリの活用、視覚的に管理できるホワイトボードなどを使って、覚えなくても大丈夫な仕組みを整えるのが効果的です。
単純作業は飽きやすい
ADHDの人は、興味のあることには集中できますが、反対に刺激の少ない単調な作業は非常に苦痛に感じやすいという特徴があります。たとえば、データ入力や伝票整理、チェック業務などの反復作業では、集中力が続かず、途中で手を止めてしまったり、ミスが増えてしまったりすることがあります。
単調な仕事では「退屈」が強いストレスとなり、やる気そのものが削がれるため、作業効率が大きく低下することにもなりかねません。
そのため、できるだけ仕事内容にバリエーションを持たせる、タイマーで作業時間を区切る、タスクの意味づけを明確にするなどの工夫が効果的です。特に、マルチタスクよりも変化のあるシングルタスクが向いています。
時間管理が苦手
ADHDの人は時間感覚にズレがあり、今やっていることに意識が集中していると、周囲の時間の流れを感じ取りにくくなる傾向があります。そのため、締め切り直前まで動けなかったり、集合時間に遅れてしまったりすることがよくあります。
また、「あと5分だけ」と思っていたら30分以上過ぎていた、といった経験も少なくありません。これは時間の見積もり能力が弱いためです。
そのため、自分の感覚で時間を管理しようとするのではなく、予定を可視化できるツールを使ったり、タイマーをセットするなど、時間の経過を「見える化」する対策が非常に効果的です。
後回しにしてしまう
やらなければならないことが分かっていても、「今すぐやる気が出ない」「手をつけるのが億劫」と感じて、つい後回しにしてしまうのがADHDの人の特徴です。
これは決して怠けているわけではなく、脳の報酬系の働きによって「先の見えないこと」への着手が難しくなるためです。その結果、タスクがどんどん溜まり、追い詰められた状態でやっと動き出すという悪循環に陥ることもあります。
また、優先順位の判断が苦手なため、緊急性の低いことを先にやってしまい、結果的に重要な作業が後回しになるケースもあります。
対策としては、タスクを細分化して小さな達成感を得ることや、まずは5分だけやってみるなど、取り掛かるまでのハードルを下げる工夫が有効です。
長期的な計画が苦手
ADHDの人は目先のことに意識が集中しやすいため、数週間~数ヶ月単位の長期的なスケジュールやゴールを見通して行動するのが苦手です。そのため、計画通りに物事を進められず、結果的に期限ギリギリになって焦ってしまうことが多くなります。
また、長期的なタスクは途中で飽きてしまったり、途中経過の進捗管理ができずに頓挫することも珍しくありません。
逆に、「今」に対する集中力はあるため、その日にやることを明確にしておき、進捗を可視化しましょう。長期的なスケジュールにとらわれるのではなく、細分化して短期的な目標を立てる工夫が有効です。
欠陥や不足に気付きにくい
ADHDの特性があると、作業に没頭しすぎるあまり、全体を見渡す余裕がなくなり、自分の作業ミスや抜け漏れに気づきにくくなることがあります。たとえば、資料の誤字脱字や添付忘れ、必要な手続きを抜かしてしまうなど、ケアレスミスが発生しやすくなる傾向です。
本人には悪意がなく、注意を払っているつもりでも、「全体をチェックする」という意識が抜け落ちてしまうのが現実です。
そのため、チェックリストやタスクリストを使って作業の抜けを予防したり、第三者にダブルチェックをお願いする体制を整えることが重要です。
非言語的な相手の意図を汲み取れない
ADHDの人は、表情や空気感、行間を読むといった「非言語的コミュニケーション」が苦手な場合があります。たとえば、相手が不快に感じているサインに気づけなかったり、冗談や皮肉を真に受けてしまったりといったケースです。
このため、職場の同僚とも会話のキャッチボールがかみ合わず、誤解やすれ違いが生じやすくなります。結果として、本人が意図せずに人間関係のトラブルを引き起こしてしまうこともあります。
一方で、ADHDの人は自由な発想で楽しい会話を繰り広げるのも得意です。「衝動的な発言はADHDの特性であって悪気はない」と周知することで、周囲の理解を得やすくなります。
ADHDに向いてる仕事がないと感じやすいのは日本特有の雇用の影響もある
ADHDの人が「自分に向いてる仕事が見つからない」と感じてしまう背景には、日本特有の働き方や雇用文化の影響が少なからずあります。
- コミュニケーション能力重視の採用
- 幅広い業務ができるジェネラリストが求められがち
- 指示が抽象的で意図を汲み取らなければならない
まず、日本の企業では「コミュニケーション能力が高い人材」が重視される傾向が強く、暗黙の了解や空気を読むスキルが求められがちです。
その点、ADHDの人は非言語的なやりとりや行間を読むことが苦手なことも多く、職場で「察する力」が求められる環境に適応しにくいという課題があります。
また、多くの企業では、特化したスキル持ちよりも、まんべんなく業務をこなせる人が好まれる傾向です。これはマルチタスクが苦手なADHDの特性と相性が悪いと言えます。
さらに、業務の指示があいまいで、上司の意図を汲み取って動くことが求められる風土も、ADHDの人にとっては非常に高いハードルになります。
(参考:ベネッセ教育総合研究所「「発達障害のある人たちの就労に関わる問題」 東京大学先端科学技術研究センター 近藤武夫准教授編【後編】」)
しかし、近年は働き方の多様化が進んでおり、ADHDに理解がある職場も増えています。そのため、特性があるからといって諦める必要はありません。
ADHDの特性を活かせる仕事での強み

ADHDの特性は何もネガティブなものだけではありません。
以下では、仕事で活かせる特性を紹介します。
圧倒的な行動力
ADHDの衝動性をポジティブに捉えると、圧倒的な行動力と言い換えられます。
素早く決断する能力があり、行動する際に迷いを見せることがありません。スピード感のある判断が求められると、強みを発揮するため重宝されます。
また、持ち前の好奇心でどんどん進んでいくので、初めてのことでも臆せずチャレンジできるのも強みです。
自由な発想力
発想力や独創性に優れているのもADHDの特徴です。そのため、新しいものを企画するのが得意とされています。
さまざまな角度から物事を観察して、斬新なアイデアを生み出せるのが強みです。静かに話を聞くような会議は苦手ですが、アイデアを出し合うブレスト会議では能力を発揮できます。
ADHDの方が社会で活躍するには、発想力を活かせるクリエイティブな職業がおすすめです。
興味関心があることへの没頭力
ADHDの方は集中するのが苦手な傾向があります。一方、興味関心があることに対しては没頭できるというのも特徴の1つです。
「興味関心のあることに没頭する」というのは過集中という特性であり、一度興味をもつと気が済むまでとことん追求します。そのため、自分にハマるものを見つけられれば、専門知識やスキルの習得が可能です。
興味の対象を徹底的に追求する姿勢は、研究者や開発者に向いていると言えます。
ADHDに向いてる仕事
ADHDの方には以下のような仕事が向いています。
個人の技術力やスキルが要求される仕事
ADHDの人は、自分の得意分野に集中すると高いパフォーマンスを発揮する傾向があります。そのため、個人の技術やスキルが重視される専門職や職人系の仕事は、環境さえ整えば非常に向いています。
- プログラマー/エンジニア
- グラフィックデザイナー
- 動画編集者
- Webライター
- 整備士
これらの仕事は、細かい指示を待つよりも自分のペースで集中して進められるため、ADHDの特性がむしろ強みに変わるケースもあります。「ADHDに向いてる仕事はない」と感じている人こそ、まずはスキル系職種に目を向けてみましょう。
想像力を活かせる仕事
創造力が豊かで、アイデアが次々に浮かぶという特性もADHDの強みのひとつです。
- ライター
- 漫画家
- 広告プランナー
- ゲームクリエイター
- 商品企画
既存の枠にとらわれず、自由な発想で考えることが求められるこれらの仕事では、他の人には思いつかないような斬新なアイデアを出すことができ、評価されやすい傾向にあります。
ルールや手順に厳密に従うことが苦手な人でも、自由度の高い環境であれば能力を発揮しやすいと言えます。
行動力や決断力を活かせる仕事
ADHDの人は、思い立ったらすぐ行動に移す「瞬発力」があり、それが強みになる仕事も多く存在します。
- 営業職
- 起業家
- イベントスタッフ
- フリーランス
- 現場系の仕事(引越し・配送など)
これらの仕事では、状況に応じてすばやく対応し、決断できる力が求められます。
こうした行動力が評価される環境では、細かい段取りよりも「まずはやってみる」精神が重視されるため、ADHDの特性が前向きに評価されるでしょう。
デスクワークや単調な仕事で集中力が続かないと悩むより、行動が早いという強みを活かせる仕事を選ぶことで、「ADHDに向いてる仕事がない」という思い込みから抜け出して自己肯定感も上がります。
ADHDに向いてない仕事
ADHDの方は以下のような仕事には向いていないため注意が必要です。
マルチタスクが求められる仕事
ADHDの人は、一度に複数のことを同時進行するのが苦手な傾向です。マルチタスクを抱えると、注意があちこちに分散してしまい、結果としてすべてが中途半端になったり、ミスが増えたりすることがあります。
- 小売店の接客業
- 一般事務
- 保育士
- 秘書
- 看護師
そのため、上記のように状況判断が常に求められる仕事は、過剰なストレスになるかもしれません。
仕事が合わずに悩んでいるADHDの人の中には、こうしたマルチタスク中心の職場で苦しんでいるケースもあります。そのため、一つひとつに集中できるシンプルな環境を選ぶことが、本来の力を発揮するポイントです。
ミスが許されない仕事
ADHDの人は、注意力や記憶力に波があり、うっかりミスが出やすい特性を持っています。そのため、ミスが直接大きな損害や事故につながる職種は、精神的にも大きな負担です。たとえば、以下のようなものが該当します。
- 医療従事者
- 会計士/税理士
- 製造業のライン管理
- 航空管制官
- 法律事務
これらの職種は「絶対にミスが許されない」というプレッシャーが強いため、細かなミスでも自信をなくしてしまう原因にもなります。そればかりか、重大な事故が起これば相応の責任を追う事態にもなりかねません。
ADHDにとってリスクの大きな仕事は避け、ミスがある程度リカバリーできるような職種や環境に身を置きましょう。
単純作業を繰り返す仕事
ADHDの特性を持っていると、刺激の少ない環境や、変化のない作業に飽きやすい傾向があります。
- 工場でのライン作業
- 封入や仕分けなどの軽作業
- データ入力業務
- テストの採点業務
- 事務補助
こうしたルーチン業務は、最初はこなせても、次第に集中力が切れてしまい、誤入力や手順ミスなどが起こりやすくなります。
単調な仕事は、時間の流れが遅く感じられることもあり、モチベーションの維持も難しくなりがちです。「向いている仕事がない」と落ち込む前に、日々変化があり、好奇心を刺激される仕事を選ぶようにすると、自分の特性を活かしやすくなります。
ADHDが向いてる仕事に出会うための行動ステップ

今の仕事が向いていないからといって、すぐに新しい仕事を探すのは時期尚早です。まずは、自己理解を深めることが、自分の特性に合う仕事を見つけるための第一歩です。
以下の4つのステップを順番に実行して、適職と出会えるようになりましょう。
STEP1:自分の特性や強み・弱みを把握する
ADHDの方が転職成功を目指す場合、自分の特性から強み・弱みを把握することが大切です。まずは自分を知るために、自己分析を徹底しましょう。
どの特性が強く出ているのかによって、自分に合った仕事が異なります。行動力がある・アイデアを出すのが得意など、自分のアピールポイントをリストアップしてみてください。
また苦手な仕事をカバーするために、自分の弱みを把握して対処法を考えておくのも必須です。
STEP2:得意や興味を掘り下げてみる
自分の得意なことや興味を深掘りすることは、向いている仕事を見つけるうえで非常に大切な作業です。ADHDの人は、自分の好きなことには強い集中力を発揮できる傾向があるため、「興味のある分野=強みを活かせる仕事」である可能性が高くなります。
たとえば、ゲームやアートが好きならクリエイティブ系、体を動かすのが好きなら現場作業や配達などが向いているかもしれません。
過去の経験や趣味から「続けられたこと」や「時間を忘れて没頭できたこと」を書き出してみましょう。それが適職のヒントになります。
STEP3:障がい者雇用を利用するかを検討する
ADHDを公的に診断されている場合は、障がい者雇用という働き方も選択肢のひとつになります。障がい者雇用とは、企業が法律に基づいて、障がいのある人に配慮した職場環境や業務内容を整備し、安定した雇用を提供する制度です。
たとえば、業務内容を特性に合わせて調整したり、定期的なメンタルサポートを行ったりするなど、無理なく働ける仕組みが用意されています。ADHDの人にとっては一般就労では負担となる集中力や人間関係の部分も、障がい者雇用であれば事前に相談しやすく、ストレスの少ない環境で自分の力を発揮できる可能性が高まります。
一方で、障がい者手帳の取得や自分の特性を開示することに不安を感じる人も少なくありません。しかし、障がい者雇用の中には、週3日勤務や短時間勤務といった柔軟な働き方ができる求人も多く、ライフスタイルに合わせて無理なく働けます。
まずは「自分にどんな配慮があれば働きやすいのか」を整理して、開示の有無を選択しましょう。
障がい者雇用に関する以下の記事も参考にしてみてください。
STEP4:ADHDに理解のあるエージェントを利用し情報収集する
障害で不利にならずに転職を成功させるには、ADHDに理解のある転職エージェントに相談するのがおすすめです。
ADHDのサポート経験があるエージェントでは、特性に合った業界・職種の求人を紹介してくれます。求人企業もADHDに理解があるため、職場の環境を整えてもらいやすく安心です。
また専門知識をもったアドバイザーのサポートを受けられるので、転職活動をスムーズに進められます。
ADHDの方におすすめの転職エージェントは以下のとおりです。
「ADHDにおすすめの転職エージェント・サイト10選!グレーゾーンの方におすすめのサービスも紹介」の記事では他にもADHD向けのサービスを多数紹介しています。気になる方はこの記事と合わせてご覧になってください。
doda|障がい者雇用を活用しないクローズ就労向け

名前 | doda |
料金 | 無料 |
求人数 | 公開求人:250,549件 非公開求人:- (2025年7月3日現在) 今の求人数:公式HP参照 |
対象年代 | 20代~60代 |
対応エリア | 全国 |
オンライン面談 | 可 |
得意分野・業界 | 全業界、全職種 |
公式HP | https://doda.jp/ |
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運営会社名 | パーソルキャリア株式会社 |
拠点 | 東京都千代田区丸の内2-4-1 丸の内ビルディング27F |
書類添削の有無 | あり |
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dodaチャレンジ|障がい者雇用を活用するオープン就労向け

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料金 | 無料 |
求人数 | 公開求人数:1,608件 非公開求人数:- (2025年7月2日) 今の求人数:公式HP参照 |
対象年代 | 全年代 |
対応エリア | 全国 |
オンライン面談 | 可 |
得意分野・業界 | 障がい者への転職サポート |
公式HP | https://doda.jp/challenge/ |
詳細を見る
運営会社名 | パーソルチャレンジ株式会社 |
拠点 | 東京都港区芝5-33-1森永プラザビル本館19F |
書類添削の有無 | あり |
面接対策の有無 | あり |
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ADHDで向いてる仕事が見つからないときに知ってほしいこと
周囲が当たり前にこなしているように見える仕事が自分には難しかったり、同じミスを繰り返してしまったりすると、「自分には働ける場所がないのでは」と不安になるものです。
しかし、無理に世間の「普通」に合わせる必要はありません。向いている仕事や働き方は、経験や環境によって少しずつ見えてくるものです。
ADHDの特性は、環境や業務内容によって良くも悪くも大きく影響を受けます。つまり、今の職場が合わないからといって、あなたの能力が否定されるわけではありません。
「今の環境でうまくいかないなら、環境を変えればいい」と考える柔軟さが大切です。焦らずに、自分の得意なことや心がラクになる働き方を少しずつ探していきましょう。
昨今はADHDへの理解も進んできているので、あなたがあなたらしく働ける場所は、必ずどこかにあります。諦めず、希望を持ってゆっくり進んでください。
よくある質問

ADHDの方の転職についてよくある質問を紹介します。
長期就労を目指すコツは?
ADHDの方が長期就労を目指すには、ケアレスミスを起こさないように注意するのが大切です。こまめにメモを取ることで、注意欠乏のような特性はカバーできます。
また、座って作業を続ける一般事務は、ADHDの方にとって向き・不向きがある職種です。多動の特性がある方は席を離れる機会がある仕事を選ぶことで「じっとしていなければいけない」つらさを抑えられます。
特性を理解して、自分に合った仕事で長期就労を目指しましょう。
ADHDは障害者手帳を取得すべき?
ADHDの診断を受けている方は、障害者手帳を取得しておくのがおすすめです。障害者手帳があればオープン就労を目指せるため、周りからの支援を受けやすくなります。
また障害者の支援に特化した転職エージェントを利用するには、障害者手帳の取得が欠かせません。
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障がい者手帳なしで転職したい場合におすすめの転職エージェントについては以下の記事を参考にしてください。
ADHDに事務職は向いていない?
一般的には「ADHDに事務職は向いていない」と言われています。しかし、実際には事務職として社会で活躍する方がたくさんいます。
仕事内容や職場の環境によって、ADHDの方でも事務職としての長期就労は可能です。作業マニュアルが用意されており、ダブルチェック体制が整っていれば、仕事のケアレスミスを減らせます。
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参考文献
- 国立精神・神経医療研究センター「ADHD(注意欠如・多動症)」 ↩︎