本記事で解決する疑問
- Webマーケティング職に『向いている人』の特徴
- Webマーケティング職に『向いていない人』の特徴
- Webマーケティングスキルで得られる価値・メリット
- 未経験からWebマーケターになるための具体的な方法
スタートアップでBtoBマーケティングを担当しているホゲ(@career_hoge)です。
2020年ごろから未経験からWebマーケターになりたい人が急増しており、よく下記のような疑問を目にすることが多くなりました。
- どんな人はWebマーケターは向いているのか
- どんな人はWebマーケターに向いていないのか
- Webマーケティングスキルを身に付けるどうなるのか
私自身マーケターとして実際に働いた経験から「この人優秀だな!」と思う人と「この人大丈夫か...。」と思う人の2つにカテゴライズすることができました。
当記事では、優秀だと感じたマーケターに共通する特徴をもとに下記の3つについて解説します。
- Webマーケティング職はどんな人に向いているのか
- Webマーケティングスキルを身に付けるどうなるのか
- 未経験からWebマーケターになるための具体的な方法
若干ポジショントークや偏見があるかもしれませんが、大きくずれていることはないと思います。
未経験からWebマーケターになりたい人はぜひ参考にしてみてください!

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関連記事:【現役が分析・批評】ADREX MARKETING ACADEMYの特徴と学習内容を徹底調査【評判・口コミ・レビュー】
【適正診断1】Webマーケティングの仕事に『向いている』人の特徴5つ
まず始めに、Webマーケティングの仕事に『向いている人』の特徴は下記の5つです。
『向いている人』の特徴5つ
- 特徴1:意味のある地道な作業を継続してやれる方
- 特徴2:情報感度を高く持ち続けられる方
- 特徴3:スケジュールを立てて計画的に仕事ができる方
- 特徴4:独立や起業志向がある方・副業で稼ぎたい方
- 特徴5:20代のうちに定職を見つけたいと考えている方
あくまでも、Webマーケターとして活躍したり人材としての市場価値を高めている人、はこれらの特徴を持っている傾向が強いということなので、「全ての特徴に合致していないとWebマーケターになれない」ということではないので安心してください。
ちなみに、『Webマーケターになる前からこれらの特徴を持っていたのか』それとも『Webマーケターになってからそのような特徴が見え始めたのか』と質問がよくあるのですが、その回答については圧倒的に後者だと思います。
Webマーケターとして市場価値を高めるために必要なことをやっていたら自然と上記のような特徴があったという結果論のことが多いので、現時点で適職ではないなどと嘆く必要は全くないです。
特徴1:意味のある地道な作業を継続してやれる方
Web業界は、常に変化し続けている業界です。
そのため、Webマーケターは、施策を実施した後に検証と改善を繰り返し行います。
Webマーケターになったばかりの時は、一つの施策に対して継続して改善して、最適解にすることが求められます。
一つの施策に対して、あらゆる面から改善できるポイントを探し出し、粘り強く改善していく作業をしていくことになるので、『意味のある地道な作業を継続してやれる方』はWebマーケター職に向いているといえます。

特徴2:情報感度を高く持ち続けられる方
IT・Web業界に初めて入る方はびっくりすると思いますが、IT・Web業界は本当に変化が激しく、日々新しい技術やサービスが増えたり減ったりしています。
そのため、一ヶ月前使っていたものが既に古い技術、トレンドとしてはオワっているということも珍しくありません。
そのため市場価値の高いWebマーケターとしてキャリアを築いていきたい方は『新しい技術やトレンドを常に収集する習慣』を身につけていないとかなり難しいというのが現状です。
終業後やプライベートの時間を使って、ビジネス本を読んだり、海外の新しいトレンドを先取りしたりなど、常に情報感度高めて自ら情報を取りにいける習慣を持っている方は、Webマーケター職の素養があるといえます。

特徴3:スケジュールを立てて計画的に仕事ができる方
Webマーケターとして働く際は、下記のようないつ(when)、何を(what)、どのように(how)を常に自ら考えて実行することになります。
- どの施策をいつまでに実施するか
- その施策でどのような数値を達成すれば、次の施策に移れるのか
- いつまでにどんな数値を達成しなければ、どんな改善をする必要があるのか
そのサービスを最速でグロースさせるためには、いつまでにやらなければいけないのか自ら考えて、自らが立てた計画に基づいて淡々と実行していくことが重視されます。

特徴4:独立や起業志向がある方・副業で稼ぎたい方
この特徴は、Webマーケティング職に向いているというよりも、Webマーケティングのスキルが必須なので身につける必要があるタイプの人を指しています。
現在において、個人で事業を行う場合や副業で何かを販売する場合は、インターネットを使って集客をするケースが多いです。
そのため、Webマーケティングの集客施策の知識がないと、無駄なコストが増大したり、そもそも集客できず事業が立ち上がらないことになります。独立しても稼げてない人は、Webマーケティングの知識が少ないことが一番の原因です。
Webマーケティングの知識があるとある程度事業が成長する可能性は高まりますが、Webマーケティングの知識がないとほぼ失敗すると考えていいでしょう。
それくらいWebマーケティングのスキルは重要度が高いので、今後独立・起業志向がある方、副業で稼ぎたい方はWebマーケティングスキルを早めに身につけることを強くおすすめします。

特徴5:20代のうちに定職を見つけたいと考えている方
- 就職ではなく、就社をしてしまい今後のキャリアに不安がある方
- 若いうちにキャリアの方向性を決めて定職を極めたいと思っている方
は、Webマーケティング職から始めてみるのがいいと思います。
向いていない人の特徴でもまとめていますが、下記のようなアレルギー反応がない限り、費やす時間と正しい努力次第で間違いなく誰でもできるようになります。
- PCを使うのが嫌すぎる...
- できる限り新しいITサービスを使いたくない...
- 今できる能力の範囲でないで、できることだけやっていたい...
Webマーケティング職は、今後も重要性を増していく職種の一つなので、何かの職種でプロフェッショナルになりたいという方は、ぜひ今のうちに飛び込んでみるのがいいかと思います。

【適正診断2】Webマーケティングの仕事に『向いていない人』の特徴3つ
一方で、Webマーケティングの仕事に『向いていない人』の特徴は下記の3つです。
『向いていない人』の特徴3つ
- 特徴1:自分ができる範囲内だけで仕事をしていきたい人
- 特徴2:新しい情報に自分から触れる習慣がない人
- 特徴3:すぐに正解を求めてしまう人
特に『特徴1:自分ができる範囲内だけで仕事をしていきたい人』は、Webマーケター職だけでなく、IT・Web業界自体が向いていない可能性が高いので注意してください。

では、それぞれの特徴について見ていきましょう。
特徴1:自分ができる範囲内だけで仕事をしていきたい人
今自分ができる範囲の中だけで仕事を完結させたい方には、絶対にWebマーケターは向いていません。
Webマーケターだけでなく、急成長を目指すような会社にも向いていないので、IT・Web業界は絶対にやめた方がいいです。間違いなく、心と体を疲弊させることになるからです。

特徴2:新しい情報に自分から触れる習慣がない人
先ほどまとめましたが、Web業界はかなり変化が激しい業界なので、新しい情報やトレンドを常にキャッチアップする習慣が重要です。
自分が持っている過去の情報を頼って働いていると、あなただけが取り残されることになる可能性が高いです。
そのため、業務時間や就業後の時間を使って常に新しい情報を自分から取りに行く習慣がないとWebマーケターとして活躍するのは難しいと思います。
ただし、Webマーケターとして働き始めたら嫌でも新しい情報に増えることになるので、現時点でその習慣がなくても必要以上に心配することはありません。
今の時点で「どうやって情報を取りに行けばいいかわからない...」と不安に思ってる方がいたら、とりあえずWebマーケティングの勉強を始めたら自然と分かるようになってくるはずです。
特徴3:すぐに正解を求めてしまう人
Webマーケターは、実施した施策に対して分析を行い、よりいい結果を残すために改善を繰り返す職種です。
正直、誰も100%正解である解答を持っているわけではないので、自らの力で正解を導き出す必要があります。
そのため、何かを始める際・何かを決める場合に、『誰かに正解を求める傾向がある方』は現時点ではWebマーケターには向いてないといえます。
個人で事業や副業をやっていると「"正解っぽい"施策を実施したけど、実はそれほど効果がなかった」ということは日常茶飯事です。
Webマーケターには、いろんな施策を繰り返し、失敗・回り道するリスクを極限まで小さくして、正解に効率よくたどり着くことが求められます。
チャレンジする回数が多い人は、失敗する回数も増えるということです。
誰かにすぐ正解を求めてしまう人は、チャレンジする回数を増やして「間違うことが当然」「その中でも正解する可能性を高める努力が大事」というマインドセットを身につける経験が必要かと思います。
ここまでで、Webマーケティング職に向いている人・向いてない人の特徴をまとめました。
私の経験上、今後キャリア形成をしていきたい人や独立・副業志向が高い方は、Webマーケティングスキルは必須になるので、経験・習得しておくべきだと考えています。
では、Webマーケティングスキルを身につけるとどのようなメリット・良い面があるのでしょうか。
7年間IT・Web業界で働いた経験を元に、Webマーケティング職・スキルを身につけて得られるメリットを解説します。
【メリット】Webマーケティングスキルを身につけるとどうなるのか
Webマーケティングスキルを身につけると得られるメリットは下記の3つです。
- 年収を上げやすいこと
- 複業(ダブルワーク)できること
- 副業を成功させる可能性が高まること
早速、それぞれのメリットについて解説していきます。
価値1:Web市場が拡大しているため年収が上がりやすい
Web広告の市場は現在進行形で広がり続け、今後も急拡大していくと予想されています。
2021年3月10日に電通が発表した「2020年 日本の広告費 インターネット広告媒体費 詳細分析」の結果からもWeb広告市場が急激に拡大していることがわかります。
2016年(5年前)の1兆円と比較して、2021年は1.8兆円とほぼ2倍近く市場が拡大していることがわかります。
今やWeb広告市場は、テレビ広告を超えた最も拡大が著しい市場になっています。
そんなWeb広告市場で最も価値がある職種は、Webマーケティング職です。
Webマーケターになれば全員が稼げるとは言いませんが、それなりのスキルと実績を身につければ、間違いなく稼げる職種の一つです。
あまり良くはないですが、一年前よりもスキルや実績が変わってないのに、市場や会社が成長してるから給料が勝手に上がるということも珍しくありません。

今後もWeb広告市場は拡大し続けるので、その業界・市場の中に身をおけることは、あなたの人材としての価値を上げるために絶好のチャンスと言えるはずです。
価値2:複業で副収入を得られるから可能性が高まる
以前と比べてWeb媒体・チャネルや施策の種類が格段に増えました。
Web広告市場も拡大し続けているので、企業は膨大な仕事を抱えていますが、それを捌ける・成果を出せるWebマーケターが圧倒的に不足しています。
企業が採用しようとしても転職市場に良いWebマーケターがいないため、未経験の人材をWebマーケターとして教育したり、外部のWebマーケティング会社や個人に業務を委託するケースが急増しています。
特に最近は、後者の「外部のWebマーケティング会社や個人に業務を委託する」ケースが増えてきており、Webマーケティングの経験者にとって複業をする絶好の機会になっています。

※後日公開
関連記事:複業としてWebマーケティングの仕事を取るまでのロードマップ【目標月5~10万円】
価値3:副業で事業を成功させられる・稼げる可能性が高まる
数年前から本業とは別で収入を得るために副業をする人が急増しています。
ですが、副業をやってみたは良いものの月10万円以上稼げてる人はかなり少数なのが現実です。月1万円以上コンスタントに稼げていたらまだ良い方です。
(稼げることが正義ではないですが、自分の貴重な時間を投資している以上、収益にはシビアになるべきだと思ってます。)
では、副業で稼げてる人と全く稼げてない人の違いはなんでしょうか。
その違いは「Webマーケティングのスキル」が大きく関わっていると考えています。
今の時代、副業でお金を稼ぎたい、個人の事業を伸ばしたい人にとってWebマーケティングは必須スキルです。
- どんなターゲットに(Who)、
- どんな価値を(What)、
- どのような経路で(How)、
- どのような形で(How)、
提供するのか。そして、ここに営業をかけなくても、自然とターゲット自社サービスにたどり着く仕組みを作れるのか。
上記をイチから考えて実行することがWebマーケティングです。
関連記事:【簡単解説】Webマーケティングとは?最低限Web担当者が抑えるべきポイント【初心者向け】
Webマーケティングのスキルがあれば副業が必ず成功するとは限りませんが、Webマーケティングのスキル無しで副業を成功させる可能性は限りなく低いので、今後副業を始めたいと思ってる人は必ずWebマーケティングのスキルは身につけておくことを強くオススメします。

【まとめ】Webマーケティング職に興味がある人は"今"飛び込むべき
当記事では、Webマーケティングに向いている人・向いていない人の特徴をまとめました。
『向いている人』の特徴5つ
- 特徴1:意味のある地道な作業を継続してやれる方
- 特徴2:情報感度を高く持ち続けられる方
- 特徴3:スケジュールを立てて計画的に仕事ができる方
- 特徴4:独立や起業志向がある方・副業で稼ぎたい方
- 特徴5:20代のうちに定職を見つけたいと考えている方
『向いていない人』の特徴3つ
- 特徴1:自分ができる範囲内だけで仕事をしていきたい人
- 特徴2:新しい情報に自分から触れる習慣がない人
- 特徴3:すぐに正解を求めてしまう人
『向いていない人の特徴1:自分ができる範囲内だけで仕事をしていきたい人』という人は、絶対に向いていないと言えますが、それ以外の2つについては実際にWebマーケティング職として働いたら自然と身につくものです。
現段階でダメでも、実際にやってみたら習慣や志向は変わっていくので、今の段階で「向いてない...」と判断する必要はないです。
今の市場環境を見ると、Webマーケティング職は未経験からでも活躍できる市況になっているので、
- 今後自分のキャリアと向き合っていきたい
- 将来市場価値が上がる職種を極めたい
という方は、このチャンス・トレンドを逃さないように今チャレンジすべきだと思います!
