仕事を頑張っているのに評価されずモチベーションが下がっている方へ
- 自分はこんなに頑張っているのに…
- 成果を出しているはずなのに評価されてない…
- コツコツ積み上げてきたのに上司に見られてない…
など、仕事を頑張っているのに評価してもらえないと働くことに対するモチベーションは下がりますよね。
私も「こんなに頑張って売り上げに貢献したはずなのに評価されなかった…」という経験があります。
仕事を頑張ったのに会社や上司に評価してもらえない経験をしてしまうと、働くことに対するモチベーション維持が大変です。

しかし、モチベーションが下がったままだとその後のパフォーマンスが下がるので、結果として将来の評価も下げてしまう可能性が高まります。
そんな悪循環から抜け出すために、考え方や行動を変えてモチベーションを高く維持する必要があると思っています。
今回は、
- 仕事が評価されずに悔しい気持ちになっている方
- モチベーションが下がってるけど、どうにかして次の評価をあげたい方
向けに、評価に対する考え方とモチベーションを高く維持する方法について私の実体験を元に解説します。
この考え方を身につけてモチベーションを高く維持できれば、
仕事のパフォーマンスが高まり、次回の査定で評価してもらえるようになったり、将来の理想のキャリア実現に向けて一歩近づくことができると思います。
本記事の内容
- あなたの仕事が評価されない原因
- 仕事が評価されないと感じた時の対策
筆者のプロフィール
本記事の内容
【前提】まずは、あなたの仕事が評価されていない原因を把握しよう
まずは、なぜあなたの仕事が評価されていないのか原因を分析しましょう。
頑張ってるのに評価されない…
と嘆いたとしても、なぜ評価されていないのか原因がわからないと、モヤモヤしたまま仕事を続けることになり辛い状況が続きます。
一方で、評価されていない原因が明確になれば、
解決するための行動を起こせるので、結果として評価される可能性が高まります。
あなたの仕事が評価されていないと感じた場合は、まず最初に『なぜ評価されていないのか』原因を分析することが重要です。
では、仕事が評価されない原因はどのようなものがあるでしょうか。
あなたの仕事が評価されない4つの原因と解決方法
あなたの仕事が評価されない原因は『外部要因』と『内部要因』の2パターンに分類することができ、解決方法は下記の通りとなります。
- 外的要因: 自分以外に原因があり、どうしようもないパターン
- 会社の評価制度とマッチしていない
- 上司などの評価者と上手くいっていない
→ 解決方法は、部署を変える or 転職する
- 内的要因: 自分自身に原因があり、自分を変える必要があるパターン
- 上司にアピールができていない
- 実は成果が出ていない…
→ 解決方法は、自分のアクションを変える or 実力をつける
あなたの仕事が評価されない原因が『外部要因』によるものの場合、
あなたの力ではどうしようもできない可能性が高いので、環境を変える必要があります。
一方で、あなたの仕事が評価されない原因が『内部要因』の場合は、
あなた自身に原因があると言うことなので、評価に値する成果を出すための実力をつけるような行動をする必要があります。
まずは、あなたの仕事が評価されていない原因がどれに当てはまるのか確認しましょう。
【外部要因①】会社の評価制度とマッチしていない
あなたの仕事が評価されていない原因の1つ目は、
会社の評価制度とマッチしていない
です。
評価制度は会社ごとで全く異なります。
例えば、大手上場企業は、「上司の指示に従ってスケジュール通りにタスクをこなすこと」や「部下を教育すること」、「売上とはあまり関係ない飲み会」なども(実は)評価対象になっていることが多いです。
一方で、ベンチャー企業は、「一人で自走しながら売上を立てられること」や「率先して目標やロードマップを引いて目標達成に向かうことができること」が評価される傾向にあります。
残念ながら、会社ごとの評価基準から逸れた成果は評価の対象にはなりません。
そのため、あなたの仕事が評価されていない原因が「会社の評価制度とマッチしていない」場合は、評価してくれる会社に転職するが最善の解決策です。
評価してくれる会社に転職するのがベストと考える理由は、
- 評価制度を変えるのは難しいので長い時間がかる
- いざ評価制度が変わったとしても、あなたが評価されるような評価制度になっていないリスクもある
で、あなたの貴重な時間が削られるだけでなく、将来的に評価される保証も全くないからです。
私の同僚の中には、全く評価されずに苦しい思いをしていたが、次の転職先で良い評価をもらい年収が倍増した人もいます。

もしあなたの仕事が評価されない原因が評価制度とのミスマッチと感じる場合は、あなたを評価してくれる会社を探すなどの転職活動を始めてみることを強くオススメします。
個人的には、誰でも一つは活躍・評価できる場所があるはずで、
評価されずに辛い時間を過ごすのであれば、評価してもらえて楽しい時間を過ごせる場所に移るなどの環境を変えるアクションを取るのが良いと思います。
関連記事: 【全5ステップ】初めての転職活動の不安を解消する転職活動のロードマップ【保存版】
【外部要因②】上司などの評価者と上手くいっていない
あなたの仕事が評価されていない原因の2つ目は、
上司などの評価者と上手くいっていない
です。
あなたの仕事を評価するのは上司です。
そのため、上司などの評価者とあなた自身が上手くいっていない場合、意図的に良い評価をつけてもらえない可能性があります。
上記のようなケースの場合、上司と人間関係が上手くいっていない場合は、チームを変える or 転職をするしか解決方法はありません。
会社の上司を変えてもらうことは現実的に不可能なので、あなた自身が変わるしか方法はないと言うことです。
また素直に言うと、個人の気持ちで他者を判断するような上司に評価されるような環境はいち早く抜け出すべきです。
そのような環境にいる限り、キャリア、貴重な時間などあなたの人生の主導権が上司に握られていることになるからです。
もしあなたの仕事が評価されない原因が『上司などの評価者と上手くいっていない』に該当する場合は、あなたの仕事の成果が原因ではないので、チームを移動するか、転職活動を進めるなどのアクションをアクションを取った方がいいと思います。
関連記事: 上司が嫌いで会社を退職しても大丈夫!でも退職理由には注意!
【内部要因①】上司にうまくアピールできていない
あなたの仕事が評価されていない原因の3つ目は、
上司にうまくアピールできていない
です。
先ほどあなたの評価を判断するのは上司とお伝えしましたが、
「意図的に良い評価をつけてもらえない」などの意図的に評価してもらえないケースとは異なり、本当に気付いていないケースもあります。
あなた自身は「こんなに仕事を頑張ってるのに…」と思っていても、上司も人間なので、実は気づいていないと言うこともあります。
当然ですが上司が気づかないような成果や仕事をしていても評価対象にはなりません。
このケースの場合は、あなたの仕事が評価されない原因は、
仕事の成果ではなく、仕事内容と成果の"アピールの方法"自体に原因があります。
具体的にどんなことをアピールすれば良いかわからない人は、
- 今日完了させたタスク
- 今週上手く行ったこと・上手くいかなかったこと
- 上手くいかなかったことに対する改善方法
を上司に共有する回数を増やすところから始めましょう。
あなたの仕事内容を上司に知ってもらうことができたら、少なからず何をやっているのか理解されていないという残念なことにはなりません。

また、余力がある方は、
- どんな目標設定をしているか
- そのためにどんな対策をしようとしているか
など、目標と達成までの打ち手まで相談してみてください。
上記を相談することで、どんな目標に向かって仕事を頑張っているのか、目標への進捗はどうなのかなど理解してもらうことができるので、より評価しやすい人材になることができます。
「自分からアピールすることは気が引ける…」という方もいると思いますが、その心配は一切捨てるべきです。
そのアピール次第で評価が変わり、
結果として年収が大幅にアップしたり、いろんな仕事を任せられたり、自信がついて次のキャリアアップに繋げることができたりすることができるからです。
自分からアピールするかどうかで将来のキャリアや年収に良い影響があることを考慮すると、アピールしないという選択肢はないと思います。
あなたの仕事が評価されない原因が『上司にうまくアピールできていない』に該当する場合は、あなた自身に原因があるので、上司に対して積極的に自分の仕事をアピールするようにしてみてください。

【内部要因②】実は成果が出ていない…
あなたの仕事が評価されていない原因の4つ目は、
実は成果が出ていない…
です。
自分は成果を出している"つもり"だけど、会社としては評価レベルに達していないというケースになります。
厳しいことを言うと、会社は学校ではないので、求められる基準に達しなければ成果としては認められません。
このケースは、残念ながらあなたの実力に原因があるので、成果を出せるような自己成長に注力する必要があります。
何もせずに評価が上がる可能性は低いので、まずは自分の実力を認めて今日から何かしらのアクションを取るべきです。
もしどんなアクションをとるべきか理解できていない人は、「どんな成果を出せば評価が上がるのか」上司に直接確認してみましょう。
次の査定までに達成すべき目標(=評価を上げるための成果)について、上司と認識がずれていると次の査定でも同じような評価になる可能性が高いです。
まずは、次の査定までに達成すべき目標を把握して、これから頑張る方向性が間違っていないことの確認を取りましょう。
最終的なゴールの確認が取れたら、あとは目標達成に向けて頑張るだけです!

【おすすめ】仕事の評価に不満がある場合は、転職活動をしてみるべき
最後に、自分の仕事の評価に不満がある場合は、一度転職活動をしてみることを強くオススメします。
この転職活動は、本気で転職するという目的ではなく、あなたの市場価値(客観的な評価)を把握することが目的です。
特に、今すぐ転職という気持ちがない方こそ転職活動を行って欲しいです。
あなたの仕事に対する評価はその会社独自の評価なので、他の会社が転職市場でどのように評価されるかは別の話になります。
そして、あなたの理想のキャリア実現のために重要なことは、社内の評価ではなく、客観的な転職市場からの評価(市場価値)です。
転職市場で今の自分の実力がどれほど評価されるか把握するためには、転職活動を行うしか方法はありません。
一度転職活動をして、自分の市場価値を把握すること強くオススメする理由は、
自分が思ってる市場価値と転職市場での市場価値(客観的な評価)にギャップがある可能性があるから
です。
実際に転職活動を行ってみると、自分が思ってる市場価値(実力や実績に対する評価)と転職市場での市場価値に乖離があることはよくあります。
例えば、自分の仕事や評価に対して
- 自分の仕事が過小評価されてる…
- この給料じゃ安すぎる…
と感じたとしても、転職エージェントに相談してみたり、スカウト型の転職サイトに登録してみたら
- 今の年収よりも低い年収でしかオファーが来なかった…
- 現時点の実力や実績だと転職できる企業がなかった…
という現実を突きつけられる可能性もあります。
今のあなたの仕事が過小評価されていると感じていても、いざ外に出てみたら意外と評価されているといったケースもあります。(大手あるある)

「自分の市場価値が実は低かった…」という残念な事実を把握するのが遅ければ遅いほど、キャリアアップの転職をすることが難しくなります。
一方で、20代など若いうちに自分の市場価値を正確に把握することができれば、実力をつけるためのアクションをとる時間を作れるので、時既に遅しパターンになるリスクは小さくなります。
(いつかは転職することになるはずなので)
その時に"時既に遅し"の残念なパターンにならないために、早い段階(特に20代のうち)に自分の市場価値を正確に把握することをオススメします。
ちなみに、仕事が忙しくて転職エージェントに相談する時間が取れないという方はスカウト型の転職サイトに登録だけしてみるのが一番簡単で効率がいいと思います。
