定時で帰る人を見て「優秀なんだな」と感じたことはありませんか?確かに、定時で帰る人は業務を進めるのがうまく、時間管理もしっかりできているという特徴があります。
しかし、そもそも定時で終わる業務量ではなかったり、職場が「定時で帰りにくい雰囲気」だったりすると、定時退社をするのは難しいかもしれません。
本来、定時で帰宅することは問題ない行為のはずです。定時で帰れない原因があり、プライベートとの両立ができない場合は転職を視野に入れてもよいでしょう。
当記事では、定時で帰る優秀な人の特徴を紐解くとともに、帰れない理由や残業せずに退社するコツを紹介します。
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定時で帰る人は優秀?一般的な残業時間をチェック

そもそも、定時で帰ることは当たり前なのでしょうか?
dodaが実施したアンケート調査によると、定時(平均残業時間0~5時間)で退社できている人の割合は全体の22.7%です。残業せずに帰宅している人は、思いのほか多く存在していることがわかります。
一方、残業時間が40時間を超えているのも全体の20%程であり、残業をする人としない人に大きな差が生じているのいが現状です。
また、定時で帰れるか、残業が発生しやすいかは職種によっても違いがあります。
残業時間 | 職種名 | 平均残業時間 |
---|---|---|
1位 | 医療事務 | 10.3時間 |
2位 | 貿易事務 | 11.1時間 |
3位 | 臨床開発関連(医療系) | 11.7時間 |
4位 | 秘書・受付 | 12.6時間 |
… | … | … |
ワースト3位 | プロデューサー / ディレクター / プランナー (出版 / 広告 / Web / 映像関連) | 31.3時間 |
ワースト2位 | 設計監理 / コンストラクションマネジメント (建築 / 土木系エンジニア) | 31.6時間 |
ワースト3位 | インフラコンサルタント (IT / 通信系エンジニア) | 39.4時間 |
残業時間は、比較的オフィスワークが少なめといえます。
しかし、残業することが当たり前ではありません。「適正な業務量の仕事が終われば残業せずに帰る」これが当たり前です。
定時で帰る優秀な人の特徴

ここでは、定時で帰る優秀な人の特徴を紹介します。
真似できる部分があれば、積極的に取り入れていきましょう!
①周りの空気を読み過ぎない
定時で帰る人の特徴の1つは、周りの空気を読み過ぎていないことです。
だらだらと残業する職場の雰囲気に合わせず、当然のように定時で帰ります。
周りが残業しているから残るのではなく、必要な時にだけ残業する選択ができます。
②雑談せず淡々と仕事をこなしている
いつも定時で帰る人は、雑談せず淡々と仕事をこなす特徴があります。
雑談する時間を意識的に減らし、定時までに仕事を終わらせているのです。
職場の人間関係を築くために、ある程度の雑談は必要かもしれませんが、適度な所で切り上げて自分のやるべきことに向き合う意思を持ちましょう。
もし「職場の人間関係が苦手」「職場の人が全員嫌いになって悩んでいる…」という人は、以下の記事もご覧ください。
③時間管理を徹底している
時間管理を徹底している人は優秀で、定時に帰宅することができます。
仕事に優先順位をつけて、今日やるべきことから順に終わらせてしまうのです。
また時間管理ができる人は、丁寧にやるべき所とスピード感を持ってやるべき所の見極めが上手いでしょう。
④物応じせず上司にも意見が言える
上司に物応じせず意見が言えるタイプの人は、自分の意志で定時に帰る選択ができるでしょう。
他の人に合わせるタイプではなく、必要でない残業はせずに躊躇なく定時に帰れます。
こういった性格の人は、上司から陰湿に言われることも少なく、働きやすいと感じている人が多いでしょう。
万が一、きつい上司とどう付き合っていくべきか悩んでいる人がいたら、以下の記事を参考にしてみてください。
⑤仕事の優先順位をつけるのがうまい
仕事の優先順位をつけるのがうまいのも、定時で帰る優秀な人がもつ特徴のひとつです。
タスク管理とともに優先順位をつけ、どの仕事から取り組めばいいかを適切に判断できる人は、効率的に業務を進められます。
例えば、仕事を始める前の「今日の仕事はどれだっけ」と迷っている時間を削減し、時間帯ごとの最適な業務の配分を考えます。
優先度の高いものから進めて定時までに業務を終わらせるため、仕事に影響を出さず、残業なしで帰ることができるのです。
定時になった瞬間帰る人の口コミや体験談

ここでは、定時になった瞬間帰る人の口コミや体験談を紹介します。
今年度病休明けから復帰した先生とたまたま帰りが一緒になったので話した。
— 真島吾朗 セルフ学校働き方改革パパ (@majimagorou56) July 5, 2023
もうやる気がないので時間内に給料分だけ働くことにしたらしい。
本当はそれが普通なんだよな…。
やる気がない=定時に帰る
やる気ある=際限なく働く
みたいな雰囲気が教員にはあるので本当に良くない。
息子が「帰ってもお母さんがいないのが寂しい」と泣き出した🥲平気そうに見えていたけど、やっぱり我慢してたんだね。もう周りを気にするのは辞めて、定時に帰ると決めた。取れる時は遠慮なく年休も取る。
— hanagara (@hanagara93) July 5, 2023
夏休みはいっぱい休んで、いっぱい遊ぼう。最近、優先順位を間違えていた😭
さすがに疲れの蓄積がやばい気がするから今日こそ絶対定時で帰る!定時の鐘なった瞬間に帰るんだ!
— あずき☺︎︎︎︎初マタ27w🦖 (@uk__wolf) February 19, 2025
「しっかり給料分だけ働くようにしている」「家族のために定時で帰るようにしている」「疲れが溜まっているから定時で帰る!」など、さまざまな体験談が見受けられました。
一方「定時で帰る=やる気がない」と捉えられるのが苦痛という口コミもあります。
日本では「たくさん残業している人が頑張っている」という風潮が根強く残っていますが、自分自身の健康や家族のために、定時で帰ることを決意して実行している人も少なくありません。
定時で帰るのは当たり前なのに帰れない理由

定時で帰るのは当たり前だという意見がある中、なぜ帰れなくなるのでしょうか。
ここからは定時で帰れない・残業してしまう理由を以下の4点から解説します。

あなたに当てはまる項目があるのか、確認していきましょう!
①顧客の時間に合わせる必要がある
顧客の都合に合わせなければならない仕事は、定時に帰れない可能性が高くなります。
例えば営業職で個人相手の業種なら、顧客の仕事が終わった後にしか会う約束ができません。
自社の商品説明や契約書の締結など何度も対面でやり取りをする必要があります。
②周りの人が残業をしていて帰りにくい
周りの同僚や上司が残業をしているので、同じように残業をしている人はいませんか。
職場の雰囲気によって残業が当たり前になっていて、帰りにくい空気に悩む人がいるかもしれません。
繁忙期で忙しいわけではなく、だらだらと残業しているなら改善したい所です。
③とにかく仕事が終わらない
一生懸命やっているのに仕事が終わらず、定時を超えてしまう人もいるでしょう。
業務量の多さや業務効率が理由である可能性があります。
またあなたが頼みやすい人だから、たくさん仕事を振って来るケースもあります。
④遅い時間に仕事を振られる
遅い時間に仕事を振られると時間内に終わり切らず、定時を超える可能性が高まります。
仕事を振る上司は、残業をするのが当たり前だと思っているかもしれません。
繁忙期や特別な日に限定するならまだしも、日常的に仕事を振られると考えるものがあります。
残業せずに定時で帰るコツ・方法


「日本の会社は残業が多い」と認識している人は少なくありません。しかし、実際は定時(平均残業時間0~5時間)退社できている人は全体の20%以上も存在します。
自分の行動ひとつで定時退社も可能です。以下では、残業せずに定時で帰るコツ・方法を紹介します。
①仕事の優先順位を徹底する
業務量が多い人は、優先順位を徹底すれば残業を減らすことができます。
今日やるべきことが終わったら、残りの仕事は翌日に持ち越しましょう。
例えば今持っている仕事と納期を全てリストに書き出し、その中で優先順位を決めると効率良く仕事が進みます。
もし上司から仕事を依頼される時は、納期を確認しておきましょう。
②周りの目を気にする必要はない
周りに合わせて残業をしている人は、空気を読み過ぎず定時に帰る勇気を持ちましょう。
自分のやるべき事を終えれば、定時で帰っても問題ありません。
もしそれでも周りの目が気になる方は手伝えることがないか尋ねて、ないと言われてから帰宅すると好印象です。
③プライベートを重視したいなら転職も検討する
日本で働く社会人のうち、22.7%が定時もしくは残業時間5時間以内で退社しています。定時退社できる人と毎日残業時間が2時間ある人では、プライベートの充実度は異なります。
毎日残業があると、平日は仕事だけになってしまい、プライベートの時間を確保するのは難しいかもしれません。「激務の職場で残業は避けられない」「体力面や精神面が辛くプライベートな時間が欲しい」などと悩む方は、転職を検討するのもひとつの手です。
本記事で紹介してきた方法を試行錯誤しても状況が変わらない場合、自分が働く場所を変える方が早いでしょう。転職活動をする際は、面接で残業の多さや職場の雰囲気を確かめておくことが大切です。
次を決めずに退職して良いのか悩む20代の人へ、リスクややるべきことを解説している以下の記事も参考にしてみてください。
定時退社でプライベートを重視したい人におすすめの転職エージェント
定時退社でプライベートを重視したいなら、転職エージェントを利用して残業がない、または少ない会社に転職するのがおすすめです。
ここでは、プライベートとの両立がしやすい優良企業への転職を目指せる転職エージェントを紹介します。
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得意分野・業界 | 第二新卒など、若手の転職支援に特化 |
公式HP | https://careerstart.co.jp/ |
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書類添削の有無 | あり |
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料金 | 無料 |
求人数 | 公開求人:250,549件 非公開求人:- (2025年7月3日現在) 今の求人数:公式HP参照 |
対象年代 | 20代~60代 |
対応エリア | 全国 |
オンライン面談 | 可 |
得意分野・業界 | 全業界、全職種 |
公式HP | https://doda.jp/ |
企業情報を見る
運営会社名 | パーソルキャリア株式会社 |
拠点 | 東京都千代田区丸の内2-4-1 丸の内ビルディング27F |
書類添削の有無 | あり |
面接対策の有無 | あり |
スカウト機能の有無 | あり |
連絡手段 | メール、電話 |


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業種数 - 4
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注意!必ずしも「定時で帰る人=優秀」ではない
定時は「正規の勤務時間」を指す言葉のため、決められた時間で退社するのは全く問題ありません。とくにサービス残業の強要は違法行為であり、早く帰宅すべきです。
ただし注意点として覚えておいてほしいのが、必ずしも「定時で帰る人=優秀」ではないことです。職場に困っている人がいてもいつも助けない・繁忙期なのに残業に全く協力しない・自分が引き受けた業務すら終わっていないのに帰るなどは、周囲に迷惑がかかります。
定時で帰る優秀な人は、以下のように柔軟な対応ができる人です。
- 周囲とのコミュニケーションを怠らない人
- 仕事に優先順位をつけたうえで集中して業務に取り組める人
- 職場が困っている場合には柔軟に残業対応もできる人
定時退社ができるのはよいことですが、「残業をしないこと」にばかり固執するのはおすすめしません。やるべきこと・協力し合うことを意識して対応できるのが、本当に優秀な人だといえるのではないでしょうか。
まとめ:定時で帰るのは当たり前!ワークライフバランスを重視するなら転職を検討しよう
正規の勤務時間でしっかりと業務を行っているなら、定時で帰っても問題ありません。日本で働く会社員の20%以上は定時(残業0~5時間)で退社しており、決して「残業するのが当たり前」ではないからです。
定時退社には、プライベートとの両立が可能でリフレッシュできたり、結果として仕事に対するモチベーションを保ちやすくなったりなど、多くのメリットがあります。
一方で、業種や企業体質、職場の状況によっては「定時で帰りたくても帰れない」という方もいるでしょう。残業時間が多すぎる・サービス残業・退社時間が遅くてプライベートとの両立ができていない、などの状況を改善したいなら、転職を検討してみてください。
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