給料が上がらないのに仕事が増える…。このままでいい？モチベーションが下がったときの対処法

• 「仕事の量は増えているのに給料が全然上がらない…」
• 「責任は重くなるのに待遇は変わらない…」

現状にこのような不満を抱えていませんか？どのように対応すればいいかわからないことから、日々の忙しさに目をつぶったまま仕事をし続けている人も多いでしょう。

仕事量は増えるのに給料が上がらない環境で働き続けると…
「頑張っても意味がない」と働くモチベーションが下がる 評価されるべきタイミングを逃して疲弊してしまう 精神状態や健康状態に悪影響を及ぼす

このような状態になる前に、適切に対応して給料が上がらない現状から脱しましょう。

仕事量は増えるのに給料が上がらないと不満を抱えている人は、dodaの転職サービスを活用しましょう。転職を急いでいるわけではなくても、エージェント機能のほかに、どのような求人があるかを自分で調べられる「転職サイト」機能もあるため、現在の転職市場を知るためのツールとして気軽に利用できます。

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【あなただけじゃない…！】給料が上がらないのに仕事が増える…と嘆く人たちの声

やってもやっても終わらない仕事に「どうして給料は上がらないの…」と嘆く人は、あなただけではありません。

以下では、同じように嘆くSNSの声を紹介します。

会社員として勤めていると、年次が上がるにつれて後輩の指導や責任ある仕事が増える傾向にあるため、同じ給料でもやるべきことが増えていくことに憤りを感じる人が多いようです。

どうしても給料が上がらない現状を変えるためには、給料アップが見込める会社へ転職したり上司や経営層へ相談して給料を上げてもらったりするなどの対応が必要になるでしょう。

なぜ給料が上がらないのに仕事が増えるのか？

給料は上がらないのに仕事が増えるのには、いくつか理由があります。

思い当たる節がある場合には、対策も一緒に考えていきましょう。

職場の評価制度により給料が上がりにくい

給料は上がらないのに仕事が増える要因の1つに、職場の評価制度が影響している可能性があります。具体的には、以下のような評価制度を指します。

年次が上がるにつれて経験を積めば、仕事量が増え、責任が重くなることは容易に想像がつきます。

ただし、仕事量に給料が伴わないようであれば、評価制度が正しく機能していない、そもそも評価制度が曖昧である、などの可能性が考えられます。

「なかなか昇級しない…」と不満に感じている人は、まずは職場の評価制度について詳しく調べてみましょう。

人手不足による業務のしわ寄せ

給料は上がらないのに仕事量が増えると感じている人は、人手不足の企業で働いている可能性があります。

具体的には、退職者の穴埋めができていなかったり採用が追いついておらずマンパワーが常に足りていなかったりするケースです。

人手不足の状態で働き続けていると、数人分の仕事を1人でこなす状況が延々と続くため、仕事量に伴った昇給は期待できません。

自分だけでなく、周りにも残業が多く忙しくしている社員が多いかどうか、1ヶ月間の退職者がどれくらいか、などに注目することで自社の人材リソースを把握できるでしょう。

企業の経営状況が厳しいから

企業全体の売上や利益が伸び悩み経営状況が厳しい状況にある場合には、仕事量は増えたとしても給料アップは見込めないでしょう。

なぜなら、仕事を多くこなす社員がいても、企業全体の利益は上がっていないため、対価の支払いまでには至らないからです。

さらに、ボーナスの削減や早期退職者の募集などを行っている場合には、人件費コストカットを余儀なくされている可能性が高いため、その後の給与アップは見込めないでしょう。

業界全体の景気が下降気味ならなおさら企業は人件費を抑制するため、仕事を増やせば増やすだけ自分の首を締めることにつながりかねません。

会社の期待レベルが高すぎる

会社の期待値が高すぎて、自分の能力が期待値に及ばない場合には、仕事量だけが増え給料が上がらない状況が続くでしょう。

会社側は社員の労働力を業績や勤務態度で評価し、会社の期待値を超える、もしくは同等とされる場合に、報酬が上げられる傾向にあります。

そのため、会社側の期待レベルが高いと、期待値をいつまでも超えられず給料アップは期待できないでしょう。

ただし、転職の経験がなく、他社の状況がわからない場合には、会社の期待レベルが高いかどうかの判断が難しい可能性があるため、適正に評価されないことを理由に、一概に会社の期待レベルが高いと決めつけてしまうのには注意が必要です。

やりがい搾取や社員への還元がないブラックな体質

やりがい搾取や、社員への給料としての還元が少ないとされるブラック企業で勤めていることも、給料が上がらないのに仕事だけが増えていく一因となります。

やりがい搾取とは「やりがいがある」ことを対価に、不当に長時間労働や低賃金で働かせることです。

やりがい搾取の目的は、経営者が賃金を不当に低く抑えることとされ、社員の業務量が限界を超えるとやる気やモチベーションが急になくなり、働く目的を見失うケースもあります。

労働量と賃金が見合っていないと不満に感じる場合には、自分の労働力がどれくらい対価として反映されているかの視点を持って現状を見つめ直してみましょう。

給料が上がらないのに仕事が増える環境で居続けるリスク

給料が上がらないのに仕事が増える環境に居続けると、以下のようなリスクがあります。

頑張り続けて体力やメンタルが疲弊してしまう前に、環境を変える努力をしましょう。

「頑張っても意味がない」と思うようになりモチベーションが低下する

どれだけ頑張って働いても給料が上がらない状況が続くと、「これ以上働いても意味がないのではないか」と感じて仕事へのモチベーションが低下する恐れがあります。

働く動機になるのは、対価や報酬として認められたことを実感することや、働いて何かを成し遂げる「やりがい」を感じることにあります。

そのため、周囲と比べて自分の給料が低いと感じたり仕事や責任が増えているのに一向に給料が変わらないと感じたりしている場合には、無力さを感じて働く意味を見失うことにつながるでしょう。

他社であれば評価されるべきなのにその機会を逃し続ける

仕事量が増え、着実にこなせる業務量が増えているにもかかわらず、給料として反映されない状況は、昇進・昇給する機会を逃し続けていることになります。

他社であれば、仕事ぶりを認められ昇給や昇進に反映されることで、承認欲求も満たされ豊かな生活を送れたかもしれません。

評価されるべきタイミングで評価されないと、働く意義やモチベーションを失うだけでなく、経済的にも追い詰められる可能性も考えられます。

仕事が増え続けメンタルや健康を害する

仕事が増え続けると、長時間労働が常態化し、体力やメンタルともに疲弊します。その結果、個人のミスも増え、職場全体の生産性が低下する可能性があります。

仕事量が増え日々業務に追われたり、責任が重くなりプレッシャーを感じたりすることで、精神的に不安定になり、うつ病や適応障害などの精神疾患を引き起こす可能性も否定できません。

職場の雰囲気も精神面に大きな影響を及ぼすため、仕事が増え続けていることで不安定な気分になることがある人は、仕事量をセーブしたり職場を変えたりするなどの対策が必要でしょう。

給料が上がらないのに仕事が増える状況を変えるには？

給料が上がらないのに仕事だけが増えていく状況を変えるためには、自分の行動を変える必要があります。

どうしても現状を変えたいと考えている人は、できることから取り組んでみてください。

社内で相談・交渉をする

正当な評価を受けたいと現状を変えたい場合には、1on1ミーティングや評価面談などの機会を利用して、上司に待遇面の不満を相談して、適切な評価を受けられるよう交渉しましょう。

「評価してほしい」ことだけを伝えても意見が通らない可能性があるため、成果や実績などは明確な数値や資料を用いて説得するのが効果的です。

その際には、取り組んだことだけを提示するのでは認めてもらえない可能性があります。

必ず、企業やチームにとって価値のある取り組みであったか、または結果が伴ったかなどの点を客観的に見極めたうえで提示することで、給料に反映されやすい交渉につながるでしょう。

社内での昇給を諦め時間を確保し副業を行う

現在の環境で給料アップが難しいと感じた場合には、社内での昇給は諦めて、副業で収入を増やすことを考えましょう。

これまで培った知識や経験をもとに活かせる職種があれば、スムーズに副業が始められるはずです。

ここでは、現職で特別なスキルがなくても、資格取得や独学によって始められる副業についていくつか紹介します。

副業内容	必要なスキル・経験
Webデザイナー	HTML、CSS、JavaScript、制作経験など
データ入力	Microsoft、Excelの知識、PCを触った経験など
ブログ運営	コンテンツ作成、SEO、マーケティングなど
ライター	文章作成、編集、リサーチ業務など
動画編集	動画編集ソフトの操作スキル

副業を選ぶ際には、自身の経験やスキルが活かせる、またはコストがかからない分野であるかどうかを見極めて選択しましょう。

給料・評価制度が明確な企業へ転職し相応の待遇を得る

頑張っても給料が増えない状況を変えるには、透明性のある評価制度を採用している企業へ転職して適切な評価が受けられる環境に身を置きましょう。

転職を検討する際には現状を把握したうえで、自己分析や業界研究などを行い、効率的に転職活動を行うことが重要です。

相当の待遇を得たい場合には、企業選びの際に、採用している評価制度や昇給制度について詳しく調べる必要があります。

転職エージェントを活用すれば、企業の内部情報や実際の昇給制度など細かく把握できる可能性があります。そのため、転職を検討したらまずは転職エージェントに登録しましょう。

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仕事を頑張っても給料が上がらない状態から理想の会社へ転職するための4つのSTEP

頑張っても給料が上がらない状態から理想の会社へ転職するためには、以下4つの手順に沿って転職活動を進めましょう。

計画的に行動することで、効率的に転職活動が進められるでしょう。

STEP1：理想の働き方とキャリアの軸を定める

転職活動を始める際には、まずは理想とする働き方とキャリアの軸を定めましょう。理想の働き方やキャリアパスなどを定めることで、企業選びに迷った際にも判断しやすくなります。

具体的には、以下の要素を中心に考えましょう。

内容	考え方・やり方
希望年収	生活・貯金・将来設計から逆算して年収の希望額を明確にする
どんな仕事がしたいか	「やりがい」「強みが活きる」「興味が持てる」などに沿って情報を整理する
求める環境	働き方（リモート可/残業少なめなど）や企業文化、チーム構成などを具体的に調べる

細かく定めすぎると適した企業に出会えない可能性があるため、まずは上記のような大きな項目のみ考えておきましょう。

STEP2：自己分析する

理想とする働き方やキャリアの方向性が定まったら、次は現在の自身の保有スキルや経験、知識を明確にしましょう。

自己分析を行うことで、適した業界や職種、役割などを考えられるようになり、より適切な企業とのマッチングが可能になり、面接時にも迷わずに自信を持ってアピールできるようになります。

その結果、相応な給与レベルや業務内容の交渉ができるようになり、納得のいく転職活動が期待できるでしょう。

スキルや経験を棚卸しする際にはこれまでの経歴をたどったうえで、取得した資格や成功のために取り組んだこと、役職やポジションなどの自身が置かれている現状がどのレベルなのかを中心に書き出してみましょう。

STEP3：自分の市場価値を客観的に把握する

自分の市場価値を把握したうえでさまざまな企業を調べることで、自分にぴったりな企業かどうか判断できるようになり、内定・入社後のミスマッチも防げる可能性が高まります。

客観的に自分を知ることは、自分では当たり前だと思っているスキルが「企業から見て価値あるもの」であることを知る機会です。

一方で、「足りない部分」も見えてくるため、その後の成長のためにも客観的な市場価値調査は念入りに行いましょう。

とはいえ、主観では判断が難しいのが実情です。客観的に市場価値を知るためには、転職サービスを利用するのがおすすめです。

以下でスカウトサービスや転職エージェントを利用して、自分の転職市場での価値を把握しましょう。エージェントによっては、無料で診断できるツールが用意されている場合があります。

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対象年代	20代～60代
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スカウトにより市場価値を把握するなら『doda X』

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対象年代	20〜50代
対応エリア	全国
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得意分野・業界	IT・Web・メーカー・営業
公式HP	https://doda-x.jp/

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STEP4：転職活動を効率的に進め自分でも企業について調べる

転職エージェントを利用すれば、書類添削や面接対策をしてもらうことで効率的に転職活動を進められます。

とはいえ、業界研究から自己分析、選考対策まですべてをエージェントに頼るのではなく、企業研究や具体的な労働条件に関する情報収集は自分でも積極的に行うことが重要です。

エージェント側も企業と密に連携をとっているため、求人票に載っていない情報を提供してくれる可能性もありますが、自分が知りたい情報がすべてエージェントから得られるとは限りません。

労働条件や労働環境について、働いている人から生の声を聞きたいと感じる人もいるでしょう。

希望する企業で働いている社員の生の声を知りたい場合には、転職会議の活用がおすすめです。440万件以上の会社に対する評価や年収、残業時間などの口コミをチェックできます。

仕事量と給料が見合わない場合の転職理由【面接対策】

給料が上がらないことを理由に転職活動を行う際には、前向きな転職理由を説明できるように準備しておきましょう。

具体的には、「給料が安い」「給料が上がらない」などのネガティブな理由ではなく、「正当に評価してもらえる環境でキャリアを発展させたい」「仕事効率を高めて戦略的に業務を進めるスキルを磨きたい」などとポジティブな内容に変換させるのがおすすめです。

現職での不満をそのまま正直に伝えてしまうと、会社側に不信感を与えてしまったり、「愚痴や不満が多い社員である」と良くない印象を与えてしまったりする可能性があります。

とはいえ、前向きな転職理由を伝えようとして、嘘の内容になってしまわないように注意が必要です。

具体的に、転職理由をポジティブに言い換えた例を見てみましょう。

給与水準が低く、経済的にゆとりがないことが直接的な転職理由です。現在月収20万円程度ですが、先輩社員の話によると、5年後も大幅な改善や昇格が見込めない状況です。今後、私自身が家族を持つことを考えると、今の会社で働き続けるのは難しいと考え、転職を決めました。貴社では、成績や評価に応じたインセンティブやポジションが得られるとうかがいました。貴社に入社し、売り上げに貢献することで、キャリアアップを実現したいと考えています。

嘘の理由が評価されて仮に入社できたとしても、会社の価値観が理解できなかったり職場環境が合わなくなったりする可能性も考えられるため、あくまで正直に話すことが後々の自分のためにもなります。

給料が上がる環境で働くことの重要性

ここでは「給料が上がる環境」で働くことの重要性について解説します。

給料が上がる環境を選ぶ意識を持つことが、現状を変える一歩になります。

「正当に評価される環境」が成長を加速させる

給料が上がることは、社員のモチベーション向上や満足度を高めることにつながります。

給料は社員に対する評価や労働への対価として直接的に感じられるため、頑張った分が反映されていると自分自身も成長を実感しやすいものです。

成長することでまた会社側からの期待値も上がり、より高いレベルの業務をこなせるようになります。その結果、好循環が生まれて早いスピードでの成長が期待できるでしょう。

自信がつく

給料が上がるということは会社側から評価を受けていることになるため、「自分は会社にとって必要な存在である」という自信がつきます。

自分の能力やスキルが認められていると実感して、より高いモチベーションで業務に取り組めるのです。

また、給料が上がるということは、会社側としても成長し続けている証になるため、将来的に働き続けても給料が右肩上がりになることが想像できます。

心に余裕が生まれる

自分の働きぶりを認めてもらい給料が上がることで、使えるお金が増えて生活の質が向上し、生活にもゆとりが出ます。

その結果、将来の不安から解放されたり友人との娯楽に使えるお金が増えたりして、生活の中に楽しみが増え、心に余裕が生まれます。

そのため、給料が上がらない状況を我慢するのではなく、より質の高い生活をするためにも働きぶりを評価してもらい給料が上がる環境に身を置くことを心がけましょう。

よくある質問

「給料が上がらないのに仕事だけが増える…」と悩んでいる人の質問に回答します。

給料が上がらないことに悩んでいる人はぜひ参考にしてみてください。

現状を見つめ直して適正な評価が得られる会社へ転職しよう

給料が上がらないのに仕事量が増える職場にい続けることは、心身を疲弊させてしまいかねません。

自身の仕事ぶりによって改善の余地がある場合には、業務を効率化させたり仕事量を調節させたりして対処する必要がありますが、そうでない場合には、転職、または上司へ相談するなどして状況を変える必要があります。

会社の現状が変わらず、転職する場合には、dodaを利用するのがおすすめです。キャリアアドバイザーが親身になってヒアリングしてくれるうえに、業界・職種問わず豊富な求人数の中から自分に合った求人を紹介してくれます。

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