この記事にたどり着いたあなたも、
- メンタルが弱すぎると上司に言われて辛い…
- 仕事ができずに会社で怒られる…
- このまま今の会社で働ける気がしない…
と今の会社での働き方に悩んでいる社会人の一人ではないでしょうか。
右も左も分からない状態から、いきなり会社で働き出した状態では、できないことが多いのは当然です。
「メンタルが弱すぎる」と上司に詰められることも新人あるあるで、誰もが通る道です。
私も新卒1年目の頃に同じような経験をしていますが、1年目の途中でメンヘラ状態を脱却することができました。
当記事では、『メンタルが弱すぎると言われて辛い』新人向けに
- 新人のあなたがメンタルが弱すぎると言われる4つの原因
- メンタルが弱すぎると言われて辛い新人の対処法
- 【推奨】環境を変える前にあなたがやるべきこと
を私の経験をもとに解説します。
原因別の対処法を紹介しているので、あなたが今抱えている悩みに合わせて対処法を確認することができます。
また、メンタルが弱すぎると言われて辛いからから辞めたいと思っている新人向けに、「転職して後悔しないために事前にやるべきこと」も解説しています。

本記事の内容
【原因】新人のあなたがメンタルが弱すぎると言われる4つの原因
まずは、新人のあなたが「メンタルが弱すぎる」と言われる原因を理解しましょう。
メンタルが弱すぎるといわれる原因は次の4つです。
あなたの場合は、どの原因に当てはまるか考えてみましょう。
どの原因に該当するか次第で対処法が大きく異なります。
以下では、それぞれの原因について詳しく解説します。
メンタルが弱すぎると言われて辛い時の対処法もあわせて紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
原因1:弱みを直視して負のループに入るから
なんで私はこんなにダメなんだろう…
と自分自身の弱みやダメな部分を直視して、さらに不安な状態に突入するという経験はないでしょうか。
新人でメンタルがやられる一番の原因は、仕事ができないことに目を向けてしまい、自分で自分を追い込むことです。
特に、新人は「仕事ができる人にならなければいけない」という固定概念で押し潰されることが多いです。
当然ながら、新人にもベテランにも得意・不得意はあります。
慣れない環境で仕事をする新人であれば、仕事が上手くできない時があるのは至極当然なことです。
『弱みを直視して負のループに入るから』が原因の場合の対処法はこちら
原因2:真面目過ぎる・責任感が強過ぎるから
メンタルが弱いと言われる人は、一般的に真面目な人が多いです。
- 仕事は"ちゃんと"できなければいけない
- 仕事ができるのは当たり前
- 周りに迷惑をかけずに仕事をこなせる人にならないと…
という思いが強すぎて逆に空回りしてしまうパターンです。
当然ですが、新人の頃から一切周りに迷惑をかけずに仕事をやり遂げられる人はいません。
また、仕事が人生の全てでもありません。
もちろん、意図的に仕事をサボることはダメですが、真面目すぎてストレスを溜め込むことも同様にNGです。
『真面目過ぎる・責任感が強過ぎるからから』が原因の場合の対処法はこちら
原因3:目標設定が間違っているから
周りの新人を見ていると、上司に任された目標や仕事を達成できない場合に精神的に追い込まれることが多いです。
しかし、(これは上司の責任ですが)この目標自体が間違っているというケースもあります。
- あなたがどんなに頑張っても達成しない目標
- 会社の願望だけで立てられた目標
などが目標設定が間違っているケースです。
上司や会社から任された目標が間違っている場合は、あなたがどんなに頑張っても達成する(心が満たされる)ことはありません。
結果的に、頑張っても頑張っても、精神状態が悪化する一方という状況になります。
『目標設定が間違っているから』が原因の場合の対処法はこちら
原因4:部署・会社にマッチしていないから
そもそも今の会社や働き方、職種がマッチしていない可能性があります。
実は、会社を辞めたいと思う原因の断トツ1位は、「働く環境・人間関係」です。
それくらい多くの社会人が会社での人間関係や働く環境に悩んでいます。
右も左も分からない新人が初めて働く際に人間関係や働く環境で悩むのは当然のことです。
この悩みは一人で抱え込んでいても絶対に解決することはありません。
状況が悪い場合には、うつ病など精神的な病気にかかることもあるので、早めの対策が必要です。
『部署・会社にマッチしていないから』が原因の場合の対処法はこちら
【対処法】メンタルが弱すぎると言われて辛い新人の対処法
「メンタルが弱すぎる」と言われて辛い場合は、次の3つの対処法を行いましょう。
ちなみに、一番手っ取り早い方法は、『1. 自分の強みを目を向けて』自信を持って働くことです。
自分の強みを自分で認知することは、その後のキャリアにも大きく影響するので、若いうちに自分の強み・長所を知っておくようにしましょう。

対処法1:自分の強みに目を向ける
メンタルを正常に保つ上で一番重要なことは、自分の強みに目を向ける、ということです。
自分の弱みや不得意な部分に目を向けると
「〇〇もできない。△△も上手くない。□□も人より良くない‘…。」
と、いろんなダメな部分が見え始めて負のループに入り続けます。
しかも、一度この負のループに突入すると抜け出すことが容易ではありません。
強みに目を向けると言われても、私の強みや長所なんか分からない… という人もいると思います。
そんな自分の強み・長所がが分からないという方は、
- おすすめVIEW(iOSのみ)で適職診断
- おすすめグッドポイント診断
で自己分析をしてみましょう。どちらもスマホで今すぐ・完全無料で利用できます。
特に、VIEW(iOSのみ)の適職診断は、簡単なので質問に答えるだけで10分以内に強みや適職を知ることができます。
現時点(2022年4月)では、iPhone利用のみ利用可能ですが、完全無料でアプリを使うことができます。
もし、アプリじゃなくて人に診断してもらいたいという方は、ポジウィルキャリアの無料オンライン相談を試してみることを強くオススメします。
公式サイトhttps://posiwill.jp/career/
私の場合は、実際にポジウィルキャリアの無料相談を利用して次のような質問をしました。
- 将来〇〇なキャリアを歩みたいが、同じようなキャリアパスの人はいますか?
- 今の会社で△△で困っているのですが、他の人はどう解決していますか?
- □□のスキルを身につけようと思ってますが、市場価値に影響すると思いますか?
さすがキャリアのプロだけあって、これまで仕事やキャリアの悩みを解決してきた経験を活かして適切なアドバイスをもらえます!
対処法2:第三者に相談をする(2軸で人を選定)
会社や働き方の悩みは、一人で考え込んでも根本原因が解決することはほぼ100%ありません。
自分では解決したと思っても、それは単に見てみぬふりをしてるか、どこかで妥協していることが多いです。
会社での働き方について悩んでいる人はあなただけではありません。
決して恥ずかしいことではないので、思い切って第三者に相談をしましょう。
相談をする際は、直接一緒に働いていない人に相談することがおすすめです。
選択肢としては、次の4択になります。
- 会社の人事
- 一緒の会社ではない友人
- 転職エージェントのアドバイザー
- キャリア相談サービスのカウンセラー
上記の選択肢の中でおすすめは、「2. 一緒の会社ではない友人」と「3. 転職エージェントのアドバイザー」です。
悩みのアドバイスをもらう際は、
- あなたのことを知っている人からのアドバイス
- あなたのことを全く知らない人からのアドバイス
の2つの視点からアドバイスをもらうことを意識しましょう。
対処法3:自分のキャリアに目を向ける
最近になってようやく「個人のキャリアは個人で築く」という認識が一般化してきました。
周りの友人を見ても、新卒2〜3年目の間に1回目の転職を決めて、自分のキャリアを歩み始めている人が多いです。
一方で、会社から指定された配属・部署で無思考で働き続けている人がいることも事実です。
- 前者は、自分で目標を立てて前進させることができる人
- 後者は、会社にキャリアの主導権を握られて働かされている人
という構図になっています。
自分のキャリアを自分で設計している人と会社に自分のキャリアを託している人では、数年後全く違う結果になります。
- 今の会社にマッチしている感じがしない…
- このまま今の会社で働き続けていいのかな…
と今の会社での働き方に不安を感じている人は、今日から少しずつ自分のキャリアに目を向けることを強くおすすめします。

関連記事:【決定版】ベストなキャリアプランを20代で設計するためのロードマップ
【推奨】環境を変える前にあなたがやるべきこと
メンタルが弱すぎると言われて辛い新人の方向けに原因と対処法を解説しました。
ここまで読んでみて、
「まだ耐えられるけど、2〜3年後には転職すると思う」
という方向けに推奨している事前準備を2つご紹介します。
- 将来のキャリア設計をすること
- 市場価値を意識して働くこと
推奨1:将来のキャリア設計をすること
- 将来に不安しかない…
- 本当にやりたいことが分からない…
- いずれ転職する時に備えておきたい!
という将来のキャリアに不安を感じている人に推奨しているのが「キャリア設計」です。
将来のことなんて分からないから計画なんてしても意味がない
という人もいますが、そんな不安定な時代だからこそ必要だと思っています。
与えられた目の前の仕事をこなしていれば将来が切り拓けるという時代ではないからです。
これまでは、会社が個人のキャリアを保証してくれていたので、与えられた仕事をしていればキャリアを築けるという時代でした。
一方で、現代は個人のキャリアは個人で築き上げる必要性が急激に高まっています。
これまで通り自分のキャリア設計をせずに会社にキャリアを任せている状況では、いざ会社から切り捨てられた時にリカバリーすることが難しくなります。
将来への漠然とした不安は、設定したゴールに近づいている感覚を実感することでしか解消することはできません。
誰でもゼロからできるように具体的な手順をまとめているので、参考までにご覧ください。
関連記事:【決定版】ベストなキャリアプランを20代で設計するためのロードマップ
推奨2:市場価値を意識して働くこと
今の会社で定年まで"絶対に100%"働き続ける!
という人以外は、市場価値を意識することを強く推奨します。
市場価値は、1%でも転職する可能性がある人には漏れ無く関係します。
転職活動をしたことがない人は馴染みがないと思いますが、
- 業界
- 職種
- スキル(できること)
- 実績(これまでやってきたこと)
など、あなたの人材としての価値をシビアに見られます。
今の会社で600万円貰えていても、いざ転職市場に出た時に500万円の価値しかないと判断されれば、500万円 (100万円ダウン)でしかオファーはもらえません。
社内評価がいくら高くても、転職市場で価値を見出してもらえなければ意味がありません。
市場価値を意識している人は、
- 〇〇の実績を作れば年収100万円上がる
- 年収1000万円の人材になるためには△△のスキルが必要
など、市場価値を高めるために今自分が何をすべきなのか理解しているので、効率的に年収アップ・キャリアアップできる可能性がグッと上がります。
【まとめ】メンタルが弱すぎると言われて辛い新人の対処法
今回は、メンタルが弱過ぎると言われて辛い新人が抱えている原因と対処法をご紹介しました。
メンタルが弱い原因は、決してあなただけの問題ではありませんし、あなたの力だけで解決できる問題でもない可能性が高いです。
私の経験上、働く環境が変われば、精神状態も成果も一変します。
合わない会社で働いていたり、適職ではない仕事をし続けいていると、精神状態が徐々に悪化してあなたの人生にとって大きな損害になるリスクがあります。
なんとなくの理由で今の仕事をすぐに見切るということは推奨しませんが、環境や仕事内容が合わないと認識している場合は、しっかりとキャリア設計をしてすぐに環境を変えてみることを強くおすすめします。
この記事があなたの将来のキャリアに少しでも良い影響を与えられたなら幸いです!